(株)リコー(山下良則社長)は、市場成長が見込まれるテキスタイル(布地)印刷用途向けに、Tシャツなどの服飾品生地(ガーメント)に直接印刷するDTG(Direct to Garment)プリンターの戦略商品「RICOH Ri 100」を新たに投入し、産業用インクジェット事業の拡大を図っていく。新製品「RICOH Ri 100」は、同社が40年以上に渡って取り組んできたインクジェット技術とオフィスプリンターの製品開発で培ってきた小型化技術や優れた操作性を融合して新たに開発したもの。高画質と滑らかな肌触りを両立した高品質な仕上がりと、プリンターと仕上機を一体化して設置できるコンパクト設計を実現。また、新規カセット式Tシャツホルダーの採用による簡単操作を実現しており、手軽かつ安全に衣類への直接印刷を可能にしている。2017年夏からアジア・中国地域で先行発売し、2017年秋から日本でも発売して、順次グローバルに展開していく方針。
RICOH Ri 100(仕上機装着時)
PJ web newsより