同社は増産目的で新規に3台操業開始の計画を来年まで延期する。3台全てベトナム南東部バ―リア―ブンタウ省、My Xuan第一工場隣接の第二工場に設置が予定され、ティッシュ機(年産能力2.8万㌧)は来年2月、段原紙及び紙器用板紙(合計能力17.1万㌧)は其々来年3月及び7月に稼働の予定。計画では3台共2009年に稼動する予定であったが財政問題から棚上げとなっていた。大王製紙がサイゴンペーパーの株式の33.8%を所有し、日本開発銀行子会社―Bridgeheadが14.5%を所有している。増産により成長著しいティッシュ市場で優位に立ち、海外メーカーが支配している産業用紙分野で50%のシェア獲得を目指している。サイゴンペーパーは第一工場に13台機械を所有し、ティッシュ1.82万㌧、板紙(テストライナー、再生中芯及び白ライナー)5.3万㌧の能力がある。 11月4日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ