中国税関総署は、2月1日~11月30日の期限付で展開してきた「グリーンフェンス」措置を無期限化する。
グリーンフェンスの目的は、固体廃棄物輸入の監督・管理強化。いわゆる“輸入ゴミ”の密輸取り締まりが狙いで、対象は「国家禁止固体廃棄物目録」に記載されている廃鉱残渣、廃触媒、廃電池、廃電子ゴミ、古着、建築ゴミ、生活ゴミ、医療ゴミ、危険廃棄物など。また非関所における密輸や隠蔽、虚偽報告、さらに他社の許可書利用、海上密輸、環境保護基準に合わない固体廃棄物の輸入なども含まれる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/6号」より