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紙の業界ニュース

2019/09/26

決 算

=紙パの2019年3月期④=
 前号に続き、紙パ関連各社の2020年3月期第1四半期決算(19年4~6月)を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
【紙加工】
■阿波製紙
〔第1四半期〕
 売上高 3,897 (△2.5%)
 営業益    3 (△96.6%)
 経常益 △6 〈86〉
 当期益 △7 〈74〉
〔通期予想〕
 売上高 16,200 (+0.3%)
 営業益 190 (△31.1%)
 経常益 160 (△55.6%)
 当期益 70 (+92.5%)
 関連市場では、自動車部品業界の需要が縮小する一方、水処理関連市場は浄水器用途や産業用途の需要が堅調に推移。こうした中、主にアジアを中心とした拡販に注力したが、米中貿易摩擦や中国の景気減速の影響を受け、自動車関連資材と一般産業用資材の販売が減少した。利益面は、減収に加え、原料価格の上昇や減価償却費の増加により減益。品目別の売上高(前年同期比)は、自動車関連資材が△6.3%、水処理関連資材が+8.5%。一般産業用資材が△18.7%。
■野崎印刷紙業
〔第1四半期〕
 売上高 3,648 (△3.4%)
 営業益 △30 〈69〉
 経常益 △28 〈72〉
 当期益 △34 〈△55〉
〔通期予想〕
 売上高 15,400 (+1.4%)
 営業益 240 (+72.7%)
 経常益 245 (+65.7%)
 当期益 125 〈△48〉
 受注競争の激化による販売価格低下のため減収となり、そこに原材料価格の高騰や物流経費上昇が重なり利益も厳しい状況となった。
○商業印刷部門…商業印刷の受注は減少したが美術印刷物が堅調で、売上高は前年同期比+0.6%。
○包装資材及び紙器、紙工品部門…売上高は前年同期比△2.9%。紙器は食品メーカーやサービス業への拡販が奏功し増加したが、ビジネスフォーム類が大幅に減少した。
○情報機器及びサプライ品部門…売上高は前年同期比△2.0%。タグ・ラベルが価格競争の影響で減少。
○その他部門…売上高は前年同期比△26.7%。
■ハビックス
〔第1四半期〕
 売上高 3,246 (△1.1%)
 営業益 210 (△14.6%)
 経常益 218 (△12.4%)
 当期益 152 (△12.1%)
〔通期予想〕
 売上高 13,151 (+2.6%)
 営業益 884 (+29.2%)
 経常益 869 (+25.2%)
 当期益 609 (+28.3%)
○不織布関連事業…売上高は前年同期比+2.2%、セグメント利益は同△12.9%。パルプ不織布原反は、ドリップ吸収シート向けやクッキングペーパーの回復基調により増収となったが、パルプ価格が高い水準で推移し利益は減少。化合繊不織布は、中国向け輸出減少の影響を受けて一部販売先へのベビー用紙おむつ向け製品の販売が減少したことなどにより減収となり、利益も原材料高などにより減益。
○紙関連事業…売上高は前年同期比△5.4%、セグメント利益は同+26.8%。衛生用紙は、一部販売先へのベビー用紙おむつ向けの販売が減少したことなどにより減収となったものの、利益面は、価格修正浸透やパルプ価格が下落傾向で推移したこと、コスト削減に取り組んだことにより増益となった。
■ニッポン高度紙工業
〔第1四半期〕
 売上高 3,224 (△21.5%)
 営業益 259 (△31.2%)
 経常益 243 (△20.5%)
 当期益 230 (△72.4%)
〔通期予想〕
 売上高 14,700 (+2.3%)
 営業益 1,700 (+26.2%)
 経常益 1,700 (+29.5%)
 当期益 1,300 (△13.1%)
 前年度にフィリピンのパルプ製造子会社を譲渡したことなどにより売上高は減少した。
○コンデンサ用セパレータ…工作機械などの産業機器向けが低調に推移したことに加え、世界的な自動車市場の減速の影響もあり、売上高は前年同期比△17.4%。
○電池用セパレータ…省エネ型車両などの車載向け大型リチウムイオン電池用を中心に好調に推移し、売上高は前年同期比+29.1%。
■中央紙器工業
〔第1四半期〕
 売上高 2,621 (△13.1%)
 営業益 186 (△2.4%)
 経常益 221 (+0.7%)
 当期益 140 (△7.2%)
〔通期予想〕
 売上高 10,700 (△13.1%)
 営業益 700 (△14.8%)
 経常益 810 (△10.7%)
 当期益 550 (△5.2%)
 売上高は、製品価格改定と自動車関連を中心に物量が増えたことによる増収効果はあったものの、中国事業のスキーム見直しに伴い、連結子会社の販売機能を持分法適用関連会社に統合したことにより、中国での売上高が連結計上されなくなったため、減収となった。利益面は、原紙価格の値上がりを製品価格改定で完全に回収するには至らず減益となった。
■大村紙業(非連結)
〔第1四半期〕
 売上高 1,328 (+4.3%)
 営業益  75 (+14.9%)
 経常益  76 (+13.3%)
 当期益  49 (+15.0%)
〔通期予想〕
 売上高 5,442 (+4.4%)
 営業益 229 (+13.6%)
 経常益 228 (+12.5%)
 当期益 137 (+12.9%)
 1Qの段ボールシート生産量は前年同期比△5.5%の1,400万㎡、段ボールケース生産量は同△11.7%の800万㎡だった。品目別売上高は、段ボールシート299百万円、段ボールケース827百万円、ラベル39百万円、その他(主に包装資材)161百万円。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/23号」より
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