神奈川県印刷工業組合(杉山昌行理事長)は先頃、横浜市内で第60回目となる通常総会を開催、2016年度の事業・収支決算報告や17年度の事業計画・収支予算案をはじめとする全議案を可決承認した。
冒頭、挨拶に立った杉山理事長は2016年度を振り返って「例年10人規模の脱退があり、16年度はスタート時点で組合員数が200を下回った。脱退者の続出と従業員数の減少には歯止めがかかっていない状況だが、2年ぶりに2社の新規組合員を迎えることができたのは、ささやかな好材料」と述べ、17年度の組合事業における重点施策として、①環境変化に対応した業態変革の追求 ②地道なCSR実践に向けた情報発信活動の強化 ③いかなる事態に直面しても事業継続を確保するためのBCP確立の3本柱を挙げた。
総会終了後は神奈川県議会や行政関係者を招いて懇親会が開かれ、定刻すぎまで歓談が続いた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/26号」より