社会人野球夏の祭典「第90回都市対抗野球大会」に、2年連続17回目の出場を果たした王子(春日井市)は7月16日の第2試合、2回戦に当たる初戦で、4年連続19回目の出場となる強豪、日本製鉄鹿島(鹿嶋市)と対戦。最後まで粘りを見せたが、4-5で惜しくも敗退した。
試合は、両チーム合わせて24安打が飛び交う打撃戦となった。王子は1回裏、チーム№1の長打力を誇る神鳥のタイムリーで先制したものの、その後、逆転を許し、2点差のまま終盤へ。9回裏、王子は2アウト3塁の場面で、代打の秦(新人)がライト前にタイムリーヒットを放ち1点差まで詰め寄る。しかし後続が断たれ、ゲームセット。3時間8分にわたる熱戦が終わった。最後まで手に汗握る展開に、スタンドの応援席も大いに盛り上がっていた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/19号」より