インド政府は古紙輸入関税の半減の意向(5%から2.5%)を2月28日に政府年間予算で発表、新予算がスタートする4月1日までに検討し決定する。背後にはインド製紙メーカー(新聞用紙及び再生印刷用紙メーカー)の強い要請があり、新聞用紙の関税が3%に対し古紙の関税が5%なのは不当と主張している。インド年間古紙輸入量は約300万㌧で主に米国及び欧州から輸入、国内回収率は約23%。現在、中国では古紙輸入関税は零で、インド製紙メーカーもこの際零関税を主張できる絶好の機会を迎えている。
3月1日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ