森林総合研究所など環境研究を行う12研究機関で構成される環境研究機関連絡会は11月17日、東京・千代田区の学術総合センターで、第8回環境研究シンポジウム「わたしたちの生活と環境-地球温暖化に立ち向かう-」を開催した。
シンポジウムでは、「低炭素型ライフスタイルへの転換」と題した基調講演と、各機関による講演およびポスター発表が行われた。森林総合研究所では、構造利用研究領域の恒次祐子氏が「木材製品の利用による適応策-木材製品利用によるCO2削減効果の定量的評価-」について講演したほか、熱帯雨林の炭素吸排出量のモニタリングや、気候温暖化による針葉樹類生育域への影響予測など、8件のポスター展示を行った。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 12/20号」より