中越エコプロダクツは、10月16~20日に富山県で開催された「世界で最も美しい湾クラブ世界総会」に、同社が取り扱う新素材『マプカ』を使った製品を提供した。
世界で最も美しい湾クラブは、世界の44の湾が加盟するNGOで(本部:フランス)、湾を活用した観光資源や資源の保全を目的に活動している。富山湾は2014年に加盟した。今回の世界総会では、富山湾の海洋環境や海洋資源が15の国と地域から集まる人々に紹介された。
海洋プラスチック問題、3R、温室効果ガス排出量削減など、さまざまな観点から世界的に“脱プラ”の取組みが進む中、パウダー状セルロース・ファイバー(=紙)に合成樹脂を混ぜた『マプカ』は、プラスチックに代わる環境性能の高い新素材として注目されている。
マプカ製品は今回、総会のドリンクコーナーで生分解性マプカストローが使われたほか、マプカ製和食器セット(ごはん茶碗、箸、お皿)が約200名の参加者にお土産として配られ、さらに昼食時には、繰り返し使えるマプカカップが使用された。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/4号」より