中部電力、丸紅、SBエナジーの3社は、共同で出資参画する特別目的会社「愛知蒲郡バイオマス発電合同会社」を通じ、愛知県蒲郡市に「愛知蒲郡バイオマス発電所」を開設する。11月26日付で合同会社と蒲郡市が環境保全協定を締結した。
同発電事業では、愛知県蒲郡市に発電出力5万kWの木質専焼バイオマス発電所を建設する。今後は環境保全協定に基づき、公害防止と環境保全の取組みについて蒲郡市と連携を図る。工事開始予定は2021年4月で、2023年8月の運転開始を目指す。
【愛知蒲郡バイオマス発電所】▽所在地:蒲郡市 浜町工業団地内▽想定年間発電量:約3.4億kWh(一般家庭約11万世帯分)▽燃料:木質ペレット、パーム椰子殻
【愛知蒲郡バイオマス発電合同会社】▽設立:2019年1月▽本社:愛知県蒲郡市浜町27▽代表者:職務執行者・中島啓介(丸紅)▽事業内容:自然エネルギー等による発電、電気の供給および販売等▽出資比率:中部電力(48.5%)、丸紅(48.5%)、SBエナジー(3%)
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/23号」より