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紙の業界ニュース

2023/03/03

=リンテック=ホットメルト粘着剤使用のラベル素材を拡充

 リンテックは汎用強粘着タイプのホットメルト粘着剤を開発し、この粘着剤を使用したラベル素材を『HVT』シリーズとして、2月1日に発売した。
 リンテックは米国子会社のマックタック・アメリカ社が持つ、粘着剤を熱で溶かしながら塗工するホットメルトと呼ばれる処方技術を生かしたラベル素材『CHILL AT』を、2020年、国内市場に本格投入し、低温環境下での貼付性に優れたアイテムとして冷食用途などに拡販してきた。
 ホットメルトタイプのラベル素材は、粘着剤の塗工時に有機溶剤を使用しないため環境負荷が小さいほか、乾燥設備が不要でエネルギー使用量が少ないことが特徴。環境対応ニーズが高まる中、リンテックはこのホットメルトタイプのラベル素材を強化すべく、今回新たに、ラベル貼付後にズレにくく曲面貼付性に優れ、幅広い用途に使用できるホットメルト粘着剤を開発し、『HVT』シリーズとして販売を開始したもの。
 『HVT』シリーズは、表面基材に合成紙を使用した『ユポ80(UV) HVT 6K』と『KP503 HVT 6K』、このほか脱プラ需要に応えるため耐水紙を使用した『PL80G HVT 6K COC』を揃え、計3アイテムのラインアップ。粘着剤は、安全性を評価した物質のみを使用可能とする食品衛生法のポジティブリスト制度に適合している。
  また、植物由来の原料を粘着剤に活用しており、機能性を損なうことなくバイオマス度25%を実現した。さらに、粘着性能を維持しながら粘着剤の塗布量を低く抑え、プラスチック使用量の削減も図っている。例えば『ユポ80(UV)  HVT 6K』では、表面基材が同じで同程度の粘着性能を持つ溶剤系ラベル素材に比べて製造・廃棄段階におけるCO2排出量を約20%削減できる。
 リンテックは、日用品や食品、医薬品、化粧品をはじめとする表示ラベルや物流用ラベルなど、幅広い用途に向けて提案・拡販していく意向で、「今後もホットメルトタイプのラベル素材を積極的に提案し、環境配慮ニーズに応えていく」としている。
 

株式会社 紙業タイムス社 「Future2/27号」より

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