三菱製紙はこのほど、「三菱製紙グループ企業行動憲章」を改定した。持続可能な社会の実現に向けた企業姿勢を広く示すため、改定したもの。新しい行動憲章は次記の通り（内容は要約）。
①企業活動の目的…機能商品と紙素材を中心に、有用で安全な製品とサービスを開発し提供する。
②誠実な行動と法令等遵守…国内外の法令、その精神を遵守する。公正、透明な企業活動を行い、積極的に企業情報を開示し、ステークホルダーと建設的なコミュニケーションを図る。
③安全最優先で多様性を考慮した職場環境…職場は安全と健康を最優先に考え、全従業員の人格、個性を尊重する。多様な人材を受け入れ、働きやすく充実感を持てる職場環境を作る。
④地球環境との共生…森林の持続可能な管理、地球温暖化対策、生物多様性への配慮、環境負荷の低減に努める。
⑤人権の尊重…地域社会、国際社会のすべての人々の人権を尊重する経営を行う。
⑥国際社会との協調…各地域の文化・習慣を十分に尊重する。
⑦危機管理の徹底…自然災害、サイバー攻撃、反社会的勢力の行動やテロに備え、組織的な危機管理を徹底する。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future4/3号」より