1月中旬以来、人民元は対米ドルで新高値を更新、中銀国際研究報告は2011年対ドルで5%程度の上昇を予想している。人民元相場の上昇は航空、製紙、非鉄金属、不動産分野でメリットがあり、アナリストは航空や製紙業界等ドル建ての負債や原料費の多い業界では、人民元の上昇は負債や原料費の負担が軽減されると指摘している。製紙業界は中国三大外貨使用産業の一つで、仮に人民元の価値が5%上昇すると原料コストが11億元(邦貨約138億円)節約できる勘定。独邦証券研究報告では製紙業界の純利益は人民元1%上昇すると、3.25%増加し、3%上昇では9.57%増加する。
2月1日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ