米国森林紙製品協会が発表した最新の月次統計によれば、米国1月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比5%減少となった。1月の印刷・筆記用紙の主要4品種のうち、上質紙カット判の出荷量がわずかに増加したものの、残りの3つの主要グレードは前年同月比で減少する結果となり、マイナスを埋めるには不十分で、全体の減少につながった。一方、米国の1月末印刷・筆記用紙の在庫量は前月末比1%の減少となった。また2017年通年の印刷・筆記用紙の輸入量は前年比5%減、輸出量は同5%増で終わった。2018年1月の上質紙カット判の出荷量は前年同月比1%増で、過去13ヶ月のうち3番目に高い数値となった。コート紙カット判の1月の出荷量は8ヶ月連続の下落となっている。また、塗工中質紙の出荷量も8ヶ月連続の減少となった。
2月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ