
2018/05/28
独Koehler社がKehl工場で新たな特殊紙ライン8号機着工
ドイツのPapierfabrik August Koehler社が、同国南西部Kehlに位置する同社工場に8号機となる新たな特殊紙ラインを導入するプロジェクトを推し進めていることが分かった。同社は、先般、新ラインの正式な竣工式を執り行った。同社は、昨年7月の発表の中で、Kehl工場向けの新たな特殊紙ラインに約3千万ユーロを投資する計画を盛り込んでいたとしている。その後11月には、ドイツVoith社に同ラインの建設を発注した。生産能力は年産12万トンとして設計された同8号機は、感熱紙と軟包装用紙など包括的なラインナップを生産していくとしている。Voith社によると、この新たなラインは、世界で最もパワフルな特殊紙ラインの一つとして、2019年夏には稼働開始となる見込みとしている。
5月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ