国際紙パルプ商事は、すでに公表の通り、環境に配慮した設備を多数導入し環境省の補助金の対象にもなっている「KPP八重洲ビル」を東京・八重洲に建築中だが、このほどその賃貸オフィスゾーン(2~13階)の基準照明にグリッド式LED照明を全面導入することを決めた。これにより、標準的なオフィスビルの蛍光灯と比べ約38%の消費電力削減が可能となる。同ビルでは、空調や照明システムの効率化のほか、ソーラーライトを併設したポケットパークの整備、太陽光発電の採用などを計画している。ビルの竣工予定は2011年8月末。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 9/13号」より