環境省は7月27日、東京・千代田区の損保会館で「生物多様性民間参画シンポジウムin東京」を開催する。2015年が『国連生物多様性の10年』（2011～20年）の折返し年に当たることから、事業者やNPO、NGO、自治体などに対し、生物多様性の維持・向上に主体的に取り組むよう呼びかけることが狙い。経団連自然保護協議会、日本商工会議所、国連生物多様性の10年日本委員会（UNDB-J）との共催によるもので、生物多様性の主流化の促進に向けた方策や課題をテーマに講演やパネルディスカッションを行う。

〔日時〕7月27日13:30～17:00（開場13:00）

〔会場〕損保会館（東京都千代田区神田淡路町2－9）2階大会議室

〔対象〕事業者、NPO・NGO関係　者、自治体関係者

〔参加費〕無料（定員200名）

〔締切〕7月17日、先着順

〔申込方法〕申込みフォームに氏名・連絡先を記入し、次記アドレスに送信すれば、参加票がメールで返送される。

http://www.event-enter.org/bdsymposium_tk/

〔プログラム（予定）〕

①開会挨拶…環境省自然環境局長・塚本瑞天氏、経団連自然保護協議会・佐藤雅俊氏　②講演（13:35～14:05）…国際自然保護連合日本委員会会長、筑波大学教授・吉田正人氏　③施策紹介（14:05～14:15）…環境省生物多様性施策推進室長・堀上勝氏　④事例紹介（14:15～15:30）…▽味の素CSR部・杉本信幸氏　▽三井住友信託銀行経営企画部・金井司氏　▽イオングループ環境・社会貢献部・金丸治子氏　▽東芝環境推進室・藤枝一也氏　▽電機・電子業界団体・勝田淳二氏（ソニー品質・環境センター）　⑤ブース展示スペースでの交流会　⑥パネルディスカッション（16:00～17:00）「生物多様性の主流化に向けた事業者の取組みの推進」…パネリストは前出の吉田、杉本、金井、金丸、藤枝、勝田の各氏。コーディネーターはUNDB-J委員長代理・東京都市大学教授の涌井史郎氏

　問い合わせは同シンポジウム事務局（電045－593－7639）まで。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future7/20号」より