DICグラフィックス(株)(本社/東京都中央区、谷上浩司社長)は、食品パッケージ用表刷りグラビアインキとして米ぬか由来成分を原料とするライスインキ「ライジンシリーズ」を開発し、販売を開始した。同製品はCO2削減につながる再生可能な植物由来原料(バイオマス)である米ぬか成分を原料とする樹脂を使用した環境調和型製品。松脂由来樹脂を使用した「アルティマNT型インキ」をベースに設計されており、アルティマNTと同様に植物由来成分をインキ固形分の20〜40%以上含有しているが、ライスインキ・コンソーシアムが定義する表刷りグラビアインキのライスインキ基準である「米ぬか由来成分が15%以上」を満たした設計となっている。同製品は、5月にライスインキ・コンソーシアムの認定によるライスインキ製品一覧に登録され、続いて8月にはアルティマNTとともに日本有機資源協会のバイオマスマーク製品に認定。これにより、同インキで印刷した印刷物にはライスインキのロゴマークおよびバイオマスマークの使用が可能となる。
PJ web newsより