製紙メーカー各社は旧正月に向け自社の在庫状況等を考慮し生産調整を行っている。広東地区の大部分の段原紙メーカー(玖龍、理文等)は特に中芯原紙で旧正月前後1週間以上の機械停止を計画し、その他江蘇省、浙江省、山東省地区でも同様な動きが見られる。既に原料の仕入れ調整が行われ、古紙価格の変動もみられており、旧正明けの供給量減少を見越して川下の製函工場でも積極的に買いだめの動きが見られる。広東地区では製品価格がトン当たり小幅ながら50-100元値上がっているが、白板やライナー価格に左程値動きはみられない。
1月31日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ