オランダ船社Spliethoff(日本総代理店:ウォーレムシッピング)は、今後日本で船積みされる豪州向け在来貨物に対し、船積み前に検査機関による「輸出貨物が放射性物質に汚染されていない、もしくは測定値が通常の基準値以下である」旨の証明書の提出を荷主に求めていく。横浜港で4月4-5日荷役予定分から開始、終了期限は状況をみながら船主が判断。神戸港、横浜港、その他内地港で同Spliethoff社の本船に積まれる全ての在来貨物を対象に放射能測定値がIMDG Code(国際海上危険物規則)の基準値以下を証明する検査を受け、証明書の提出を求めている。検査機関発行の証明書は、放射線の測定値を記載するだけだが、IMDG Codeの基準値以下なら問題ないとし、証明書がないと、船積みを断ざるを得ないことになり注意を喚起している。
3月31日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ