最新の米国雇用統計によれば、2月の非農業部門就業者数が31万3千人増加し、全体の失業率は前月から変化なく4.1%で推移した。雇用が伸びたのは建設業、小売業、専門的事業サービス、製造業、金融活動、鉱業の各部門であった。2月は10月の失業率から5ヶ月連続の4.1%で横這い推移、失業者数もほぼ同様、合計は670万人であった。労働者層別では、2月の成人男性の失業率は3.7%、成人女性の失業率は3.8%、白人は3.7%、黒人は6.9%、10代の若年層は14.4%、ヒスパニック系は4.9%、アジア系労働者の失業率は2.9%と、各層で失業率はわずかに上下している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月と同様の約140万人で、2月の失業者全体の20.7%を占めた。
3月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ