米国の最新の産業統計によると、5月の米国製造業部門はその経済活動が3ヶ月連続で拡大となったが、産業界全体でみると84ヶ月連続で成長を維持している。米国5月のPMI指数は51.3%で前月の50.8%からは0.5%ポイント増となり、製造業は活気が回復気味となっている。また、5月の製造業新規受注指数は前月の55.8%から0.1%ポイント微減の55.7%、一方、製造業生産指数は54.2%だった前月より1.6%ポイント下げて52.6%となった。また製造業雇用指数は前月の49.2%から横這いとなった。原材料在庫指数は前月の45.5%から0.5%ポイント減の45.0%、物価指数は前月の59.0%から4.5%ポイント上げて63.5%であった。縮小から拡大に転じて3ヶ月、米国製造業部門の経済活動はほとんどの分野で緩やかながら上昇傾向となっている。
6月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ