PPPC(Pulp and Paper Products Council)発表の最新統計によれば、7月の世界パルプ出荷量合計は前月の約424万トンから9.8%減少して約383万トンとなった。また、前年同月の約385万トンからも0.5%微減となった。内訳をみると、7月のNBKPは前月の約194万トンから約186万トンへ微減となったものの、LBKPは前月の約217万トンから当月の約184万トンへ急減した。一方、7月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、38日分(NBKP:32日分、LBKP:45日分)で前月末から3日分の増加、また前年の7月末からも3日分の増加となった。パルプ業界の工場稼働率は85%と、下降推移となっている。
8月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ