大日本印刷(株)は、マイナンバーカードを利用して、自治体の各種申請を効率化させる申請書作成支援システムを開発した。 同システムは、申請者のマイナンバーカードをカードリーダにかざし、カード券面の生年月日・有効期限・セキュリティコードを入力すると、カードのICチップに記録されている基本4情報(氏名・住所・性別・生年月日)が各申請書フォームに一括で入力される。自動入力された申請書は、自治体職員や申請者が取り扱いやすいよう、PDFデータとして提供。氏名や住所などの基本情報を複数の申請書に一括で反映するため、申請書の作成時における記入漏れや入力ミスの防止につながり、申請者の書類作成負荷や受付窓口職員の内容確認業務の負荷が軽減される。また、同システム上で作成した申請者情報はXMLデータとしてアウトプットすることができ、各自治体の基幹システムとの連携も可能。
PJ web newsより