“再生紙のスペシャリスト集団”として個性的な再生紙製品を展開する山陽製紙(大阪府泉南市)は、2月13~15日、東京・湾岸エリアにある複合施設「TABLOID」(東京都港区海岸2-6-24)で開催される「EXTRA PREVIEW(エクストラ プレビュー)#18」に出展。同社の工業用再生紙ブランド『crep(クレプ)』とデザイナーの飛田正浩氏主宰のファッションブランド「スポークンワーズプロジェクト」がコラボレーションしたピクニックラグを紹介する。
『crep』は、電線類を巻くのに使われる工業用クレープ紙で作られた、ピクニックラグを始めとする“ライフスタイルアイテム”のシリーズ。元の素材や製品より価値のあるものを生み出す“アップサイクル”という、同社のコンセプトから生まれた。工業用クレープ紙の特徴である撥水性、耐久性などを活かし、“自然を楽しむ”をコンセプトにピクニックラグのほか、ピクニックピロー、ピクニックケース、テーブルマットなどをラインアップしている。今回のイベントでは、飛田氏がデザインしたピクニックラグのほか、迫力あるデザイン原画も展示する。
また山陽製紙は、2月12~15日に東京ビッグサイトで開催される販促・広告の展示会「プレミアム・インセンティブショー」にも出展する。“循環型社会に貢献するノベルティ”をテーマに、製造副産物である梅の種を炭化して抄き込んだ靴用消臭シート『スミエコクック』や、不要コピー用紙を混ぜて作った再生紙『PELP! ペーパー』に消臭機能を持つゼオライトを抄き込んだ『シロエコクック』を中心に、さまざまな廃棄物を抄き込んだ再生紙商品を紹介する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/18号」より