＝2025年3月期④＝
　紙パ関連各社の2025年3月期決算（24年4月～25年3月）を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、％表記は対前期比。
【紙流通】
■新生紙パルプ商事
〔2025年3月期〕
　売上高    257,340    （＋3.3％）
　営業益    4,700    （△1.0％）
　経常益    5,237    （△13.9％）
　当期益    3,600    （△13.7％）
〔2026年3月期予想〕
　売上高    258,000    （＋0.3％）
　営業益    4,500    （△4.3％）
　経常益    5,300    （＋1.2％）
　当期益    3,700    （＋2.8％）
○紙・板紙・化成品等卸売関連事業…売上高＋3.5％、営業利益＋0.6％。国内向けは、グラフィック用紙は販売量・売上高ともに減少。パッケージング用紙は紙器用板紙の需要回復が見られ、販売量・売上高ともにほぼ前年並み。化成品は増収。海外向けは、グラフィック用紙・パッケージング用紙いずれも販売量・売上高ともに増加。
○紙加工等関連事業…売上高△2.2％、営業利益＋11.4％。紙梱包資材の販売が落ち込み減収となったが、段ボールの価格修正で増益。
○不動産賃貸関連事業…売上高＋0.7％、営業利益△6.1％。オフィスビルを中心にテナントの退去があったが、前期に取得した賃貸不動産の収入が寄与して増収。