ともに北越紀州製紙の連結子会社である北越パッケージとビーエフは、4月1日付で合併する。北越パッケージを存続会社とする吸収合併で、ビーエフは解散。合併に際してはビーエフの株式1株に対し北越パッケージの株式 0.76 株を割当てる。合併会社の商号は「ビーエフ&パッケージ㈱」とし、代取社長には北越パッケージ社長の山本光重氏が就任する。

　北越紀州製紙グループは、新規分野の創造と事業構成の変革を進めており、今回の子会社合併は、コア事業の一つである紙加工事業の強化が狙い。これにより販路と販売量を拡大し、新製品開発を迅速かつ強力に推し 進める。

　各社の概要は次の通り（①本店所在地　②代表者　③事業内容　④資本金　⑤設立　⑥株主/持株比率）。

【北越パッケージ】①東京都中央区日本橋本石町3－2－2　②山本光重代取社長　③紙器・パルプ加工品・再生紙の加工 販売　④4億8,100万円　⑤1977年10月18日　⑥北越紀州製紙87.1％

【ビーエフ】①埼玉県所沢市南永井 667－1　②佐々木孝行代取社長　③帳票加工印刷、 データ・プリント処理、 郵送用帳票類・資料の封入封緘・発送代行など　④1億2,000万円　⑤1961年3月20日　⑥北越紀州製紙87.5％

【ビーエフ&パッケージ（合併会社）】①東京都中央区日本橋本石町3－2－2　②山本光重代取社長　③紙器加工販売、パルプ加工品加工販売、再生紙の加工販売、帳票・情報記録用カード加工印刷販売、データ・プリント処理事業、郵送用帳票類・資料の封入封緘・発送代行事業　④4億8,100万円　⑥北越紀州製紙96.9％

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future2/23号」より