ザ・パックはフォレスト基金活動の一環として、2016年より大阪府、四條畷市とともに大阪府四條畷市ふれあいの森でフォレスト活動を行っている。4月13日には大阪府森林組合の指導で、同社からの31名を含め総勢40名が、昨年の台風で倒木被害にあった40本の整理や放置林での間伐を行った。
同社のここでの活動は4年目を迎えるが、「今では森に光が差すようになり、昆虫も多く見かけるようになるなど、森林保全だけでなく生物多様性にも役立っていると実感する」という。同社では、「ISO14001(環境)認証取得企業として、またSDGs(持続可能な開発目標)への取組みの一つとして、今後も継続的に森林保全活動を実施していく」と述べている。
FSSC 22000認証を取得
また、ザ・パックはこのほど、食品用紙製包装容器を製造する東京工場と大阪工場で、食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC 22000の認証を取得した。なお、両工場はISO 9001、ISO 14001、FSC(FSC-C020517)の各認証も取得している。
FSSC 22000とは、オランダに本部を置くFSSC財団 (Foundation FSSC 22000)が開発した認証プログラムで、食品安全の国際規格のISO 22000と、HACCPの食品管理手法を統合した食品安全マネジメントシステムの規格。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/13号」より