日本包装技術協会(=JPI)は、2月1日から、「2023年度 第47回木下賞」候補推薦の募集を開始した。JPI会員企業をはじめ包装関連の団体・機関、報道関係など広く一般からの推薦を募っている。募集期間は3月31日まで。
募集対象は、①研究開発部門(包装の研究・開発に属するもの) ②改善合理化部門(包装の改善・合理化に属するもの) ③新規創出部門(包装の新規分野創出に属するもの)の3部門で、企業・個人・グループのいずれも可。原則として、過去2年以内(2021年1月~22年12月)に上市または生産・導入されたもので、専門誌への掲載、講演会での紹介、展示会への出品などによりすでにその業績が発表されたものを対象とする(国内のもの限定)。選考結果は、予備審査(書類審査)・本審査(ヒアリング審査)後に、それぞれ書面で通知される。原則的に一部門1点に木下賞が授与され、入賞外の中から優れた業績のものに対して「包装技術賞」が授与される。
募集要領の詳細と、応募用紙「木下賞候補推薦書」はJPIホームページ(http://www.jpi.or.jp/saiji/kinoshita/kinoshitaindex.html)で。
昨年度の「第46回木下賞」受賞者は次の通り。
【研究開発部門】▽『チューブなパウチ』の開発(凸版印刷)▽電子レンジ対応紙カップの開発(大日本印刷)
【改善合理化部門】▽国産開発!三辺可変自動包装システム「パルミラ」によるビックカメラ様での物流現場改善・合理化(レンゴー)▽折るだけでロック!『シマオカロック』(ダイナパック)
【新規創出部門】▽Original Blended Materialの開発とWF-1000XM4 Packageへの実機導入(ソニーグループ、ソニー)
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/20号」より