王子ホールディングスはこのほど、紫外線レーザーマーキングに対応した紙製包材を開発した。
消費期限やロット番号などの可変情報をパッケージに印字する新しい方式として、紫外線レーザーマーキングが注目されている。
紫外線レーザーマーキングは、光でパッケージに直接印字するため、 従来のインク、リボン、ラベルなどの消耗品が不要で、また印字した文字が消えにくいという特徴もあり、長期間の情報表示が可能。
現在、紫外線レーザーマーキングに対応した包装には、主にプラスチックフィルムが使用されているが、王子HDは、紫外線レーザーマーキングに対応した包装用紙を開発し、紙製パッケージの提案を開始した。図は原紙の層構成。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/13号」より