=小津産業=
売上高は横ばいながら
利益は大幅減
小津産業は、2019年5月期の第2四半期決算(18年6~11月)を次記の通り発表した。以下、連結、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
〔第2四半期〕
売上高 20,600 (△0.1%)
営業益 418 (△27.1%)
経常益 450 (△25.4%)
当期益 273 (△34.6%)
〔通期予想〕
売上高 41,500 (+2.6%)
営業益 650 (△17.7%)
経常益 690 (△17.8%)
当期益 470 (△23.2%)
○不織布事業…エレクトロニクス分野は自動車関連用途の電子部品・デバイス産業向けが好調で、増収増益。メディカル分野は衛材メーカー向けや歯科医向けなどの販売が減少し減収減益。コスメティック分野は国内市場向けが増加し増収となったが、利益はほぼ横ばい。グループ各社の状況については、小津(上海)貿易有限公司はコスメティック分野向けの販売が減少した影響で減収となったが、利益はエレクトロニクス分野向けの販売増加により増益、ディプロは大手小売業向けの生産が減少した影響により、売上高はほぼ横ばいで利益は減益、日本プラントシーダーは九州地区や海外の販売が増加し増収増益。これらの結果、事業全体の売上高は前年同期比+0.2%、セグメント利益は同△11.4%。
○家庭紙・日用雑貨事業…商流の変更などにより、売上高は前年同期比△0.3%、セグメント損益は前年同期の△500万円から赤字が膨らんで△8,200万円となった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/4号」より