平和紙業は、日本製紙クレシア/興陽工場の2号抄紙機停機に伴う平和紙業専売品の振替えについて、代替品を企画開発していることを公表していたが(本誌12月19日号既報)、このほど続報を発表した。
同抄紙機では平和紙業専売品の原紙を生産しており、一旦生産が終了することとなるが、平和紙業では、一部製品を除き生産販売を継続すべく代替品を企画開発中。同社によると、『北雪エンボス』(ストライプ)は原紙を北雪から北雪CoCに順次変更する。また『エスプリW』は、四六判T目(220、270㎏)と菊判T・Y目(153、188㎏)が代替品を開発中で、それ以外は原紙生産がほかの抄紙機なので変更なし。『エスプリSS-CoC』は代替品を開発中で、『エスプリSR』は常備在庫販売を終了する。なお、開発中の製品については、2023年2~4月には開発を完了し上市する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/2号」より