東京都は5月27日にまとめた「東京緊急対策2011」の実施に必要な11年度6月補正予算案を3日の都議会に提案した。このなかで、港湾局は東京港からの輸出コンテナの放射線全量検査に向けたゲート(据え置き)型の自動検査機器をコンテナターミナルのイン・ゲート64カ所すべてに設置するための予算も盛り込んだ。「東京緊急対策2011」のうち港湾局関連では、港湾コンテナの風評被害対策として10億円を補正で計上する。東京港では輸出コンテナの放射線量をすでにサンプリングし、1日当たり9ターミナルで40-50本の検査にとどまっているため、今後全量検査体制を視野に大井/青海/品川/中防内側の全CTのイン・ゲートすべてに自動検査機器を計64基配置する計画。
6月7日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ