ブラジル木材産業協会が発表した最新の統計によれば、1月~6月のパルプ生産量は前年同期比5.4%上昇し7百81万トン、紙は同0.2%増の5百17万トンとなった。しかしながら、同時期のブラジルからの輸出は増加、輸入が減少したこともあり、国内消費量はパルプが6.4%減の2百88万トン、紙は0.8%減の4百83万トンと数字を落とした。パルプではこの半年、輸出量は12.8%の急増、5百12万トンを記録した。一方、国内販売も2.6%伸長し88万トンとなったが、輸入は9%減少し19万3千トンであった。またこの間のパルプ輸出取引額は前年同期比6%増えて$2百61万へ数字を伸ばした結果となった。ヨーロッパ向けは1.3%増の$1百5万、中国向けが8.9%伸び$7億9千6百万、北米向けにも9%上昇し49万6千トンとなった。
8月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ