
2018/06/06
SCA社Ortviken工場が化石燃料からのCO2排出量を60%削減
スウェーデンのSCA社は、完全な脱化石燃料のメーカーを目標としている。同社Ortviken製紙工場は正しい方向に大きな一歩を踏み出し、昨年、化石燃料からの排出量を過去最低としたと報じた。同社は、Biocoop社と共同で、石油から液化石油ガスと木粉への代替を可能とする新たな燃焼装置導入に投資したとしている。2012年、同工場は二酸化炭素を4万3千トン排出したが、2017年はその排出量を1万7千トンまで低減したとしている。同工場の環境担当エンジニアによると、この数字は石油および液化石油ガスからの化石二酸化炭素の排出量としては過去最低のレベルであり、2017年は5年前より2万6千トン削減したとしている。これは、同国SundsvallとStockholm間をボルボ車で283,000回旅行するのに匹敵すると付け加えた。
5月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ