レンゴーは先頃、東京都台東区が主催する環境学習入門講座に全面協力した。
レンゴーが協力したのは、7月30日に台東区立環境ふれあい館ひまわりで開催された「リサイクル優等生ダンボールでおもしろ体験」。環境について体験を通し学んでもらうことを主眼に、台東区が主催し日本環境協会が実施した環境学習講座で、レンゴーは“段ボール”をテーマにした講座ということもあって協力したもの。講座には23名の小学生が参加した。
講座では、レンゴーのパッケージデザイン部が段ボールの名前の由来や、強さの秘密、96%という高いリサイクル率やそれを支えている分別の大切さなどについて学ぶ“授業”を行った。また、段ボール製おもちゃ箱を組み立てたり、クイズやいちご用段ボール箱の組み立て競争などのイベントも行われ、大いに盛り上がった。レンゴーによれば、環境に興味のある子どもが多く、「段ボールのリサイクルマーク」をすでに知っていたり、夏休みの自由研究教材として段ボールのフルート別切り見本を持ち帰る子も多かったという。
レンゴーは、「このような形での出前授業は初めての試みだったが、参加者アンケートでは高い評価をいただいた。今後も段ボールの優れた特徴を伝えるこのような機会を積極的に活用していきたい」とコメントしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 9/13号」より