大王製紙は4月21日、『アテント お肌安心パッド 軟便モレも防ぐ』を『アテント 軟便も安心パッド』に改称し、リニューアル発売した。
『軟便も安心パッド』は、石川県立看護大学学長で東京大学名誉教授の真田弘美氏と、東京大学大学院 医学系研究科老年看護学/創傷看護学分野教授の仲上豪二朗氏との共同研究の成果をもとに開発された。
大人用紙おむつ市場(市販用)は高齢化を背景に伸長傾向にあり、2022年度は前年比103%が見込まれている。大王製紙は、看護・介護現場での紙おむつ使用者のスキントラブルに着目し、2003年から看護学における創傷・スキンケア分野の第一人者である真田弘美教授と共同研究を開始。従来の紙おむつでは十分に吸収できなかった「軟便・水様便」も吸収できる商品を05年にプロ向け製品として発売し、翌06年には一般向けにも販売を開始した。
今回リニューアル発売した『軟便も安心パッド』は、表面シートの柔軟性とバックシートの通気性を改良した。表面シートは目詰まりしにくい網目状構造はそのままに、表面の滑らかさを大幅にアップ。また、パッドの外側のバックシートは、透湿性のある通気性バックシートの採用により、排泄後でも紙おむつ内のムレを低減した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/8号」より