山東晨鳴紙業HDは山東省寿光市の地方政府から2010年に1千万ドルの補助金を受けた。補助金は紙パルプ技術開発や市場競争力強化の為とされ、更に過去2年2008年と2009年に遡って補助金を、各年約1.2千万ドル受け入れている。中国では企業が技術開発、環境保護、外資との提携や投資誘致等の目的で政府から補助金を受け入れる事は珍しくなく、政府補助として優遇税が一般的。但し政府による補助金が貿易上で問題化する可能性は大きい。晨鳴側は詳細に関しコメントを控えている。晨鳴紙業:国営企業に分類され、深圳市場と香港市場に株式上場、地方政府が株式の14.21%を保有。
3月25日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ