製紙パレットのスムーズな回収・再利用を目的に、製紙7社が出資して運営している㈱製紙パレット機構は6月18日、第43回定時株主総会を開催。事業報告や決算書類の承認を行った後、取締役5名、監査役2名が選任され、退任した北越コーポレーション・丸山裕司氏の後任取締役に同社・高橋範男氏が就任した。
続いて、2018年度に製紙パレットの回収・納品で優秀な実績を収めた、以下の協力会社8社を表彰した。
■関東地区…▽流通機材㈱〈塚越由子/代取〉▽日本興運㈱〈原玲子/代取社長〉▽平田倉庫㈱東京支店〈近野裕之/常務支店長〉
■東北地区…▽協和運輸倉庫㈱〈高橋大輔/代取社長〉
■関西地区…▽玉村運輸㈱〈玉村光/代取〉▽大京倉庫㈱〈田中明彦/代取社長〉
■九州地区…▽日本紙運輸倉庫㈱九州支店〈大田学/取締役支店長〉▽東福運送㈱〈加藤満/代取〉
なお2018年度のパレット回収・納品実績は製品の出荷減を背景に、5地区合計で回収が前年比△0.6%の458万515枚、納品が同△1.2%の453万4,018枚となった。過去3事業年度の地区別納品実績は次のようになっている(単位:千枚、単位未満四捨五入〉。
2016 2017 2018
関東 3,244.9 3,140.6 3,091.5
関西 634.4 631.7 627.3
中部 464.5 476.9 464.6
札幌 147.5 149.9 149.5
九州 191.2 191.9 201.0
合計 4,682.5 4,591.0 4,534.0
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/8号」より