=大王製紙=
トルコの子会社を売却
大王製紙は、トルコの連結子会社で衛生用品を製造販売するElleair International Turkey Ki_isel Bak_m _r_nleri _retim A._.(=EITR)の全株式を、6月中旬を目途にEvyap Holding A._.(=Evyap社)に売却する。これに伴い約30億円の特別損失が発生する見込み。
大王製紙は2020年にEITRの全株式を取得し、MENA(中東・北アフリカ)からロシアおよび周辺国を視野に入れた事業展開を進めてきた。しかし新型コロナの拡大やロシア・ウクライナ問題、トルコ市場の競争激化など、想定を超える事業環境の変化により、利益水準は当初計画を下回っている。H&PC海外事業の構造改革を進める中で、トルコの事業展開を検討した結果、トルコ国内でパーソナルケア用品を製造販売するEvyap社への売却を決めたもの。
【EITRの概要】▽事業:紙おむつ・ウエットワイプ・液体石鹸などの製造販売▽資本金:56億7,900万TL(トルコリラ)▽設立:1998年▽株主:大王製紙100%▽2023年12月期業績:売上高7億8,600万TL、当期益△6億1,300万TL