日本印刷産業連合会（日印産連）は去る6月11日、都内で第29回定時総会を開催した。第1号議案では2013年度事業報告案ならびに決算報告案を、また第2号議案では2014年度事業計画案ならびに収支予算案を、それぞれ承認した。さらに14年度は役員改選期に当たることから、第3号議案として役員選任が行われ、8代目となる新会長に稲木歳明氏を選出、前会長の足立直樹氏は顧問に就任した。

　14年度の事業活動は、①15年度の日印産連創立30周年を控えて、新時代に対応したグランドデザインの策定　②有機溶剤を使用する職場環境におけるガイドライン作成など、労働安全協議会の活動推進　③グリーンプリンティング制度の充実をはじめとする環境政策の推進　④個人情報保護法改正に対する取組みの強化、税制改正への業界要望の集約化など経営課題への取組み　⑤印刷産業の業態多様化、デジタル印刷技術など新たな変化への対応などにポイントが置かれている。

　総会後の懇親会で挨拶に立った稲木新会長（写真）は、日印産連の新たなグランドデザインの策定について積極的に取り組む方針を明らかにした。

　〔役員陣容＝6月11日〕（新は新任、昇は昇任、留は留任）▽会長＝稲木歳明〈新〉▽副会長＝浅野健〈留〉、島村博之〈留〉、櫻井醜〈留〉▽専務理事－専従＝堀口宗男〈昇〉▽常務理事－専従＝神戸好夫〈新〉、福島薫〈新〉▽常任理事＝北島義俊〈留〉、金子眞吾〈新〉、堆誠一郎〈留〉、永井直裕〈昇〉、長代厚生〈昇〉、新村明義〈昇〉、三浦剛治〈新〉、小野隆弘〈新〉、吉田忠次〈留〉、臼田真人〈留〉、木野瀬吉孝〈留〉、喜瀬清〈昇〉、生井義三〈留〉、小谷達雄〈留〉、吉岡新〈留〉、大野亮裕〈留〉、小林博美〈留〉、小宮山光男〈留〉、田口薫〈留〉、吉田弘〈留〉、小原隆〈留〉

　▽理事＝沖津仁彦〈留〉、岩尾純一〈新〉、松原靖広〈新〉、山元悟〈留〉、有松敏樹〈新〉、秋元裕〈新〉、服部克彦〈新〉、花崎博己〈新〉、四橋英児〈留〉、橋本唱市〈昇〉、日暮秀一〈新〉、木村俊作〈新〉、林陽一〈新〉、山口実〈新〉、中村耀〈新〉、大熊茂樹〈新〉▽監事＝手島英男〈留〉、望月克彦〈留〉、佐竹一郎〈新〉▽顧問＝藤田弘道〈留〉、足立直樹〈新〉、新村重晴〈留〉

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future7/7号」より