KPPグループホールディングスの連結子会社、国際紙パルプ商事はこのほど、名古屋紙業の全株式を取得し子会社化した。
　名古屋紙業の設立は1963年で、本社は愛知県春日井市。古紙問屋として同地に破砕工場を構え、印刷所や製本所から排出される古紙、および新聞・雑誌・段ボール古紙を取り扱うほか、廃プラスチックや非鉄なども取り扱っている。KPPグループは同社の子会社化により、中部地区での古紙調達力を強化できるほか、古紙以外のリサイクリング分野への事業展開にも資すると判断し、買収を決めた。