大王製紙は、第４次中期事業計画で進めている構造改革・経営基盤強化の一環として、2024年４月１日付で流通関連子会社のEBSと東京紙パルプインターナショナルを合併させる。これにより組織体制を見直し、大王グループの販売体制を強化する。合併する2社は、いずれも大王製紙の特定子会社。合併方式は、EBSを存続会社、東京紙パルプインターナショナルを消滅会社とする吸収合併方式で、商号はEBSの社名をそのまま引き継ぐ。
【EBS】▽所在地：東京都中央区▽事業内容：紙・板紙、パルプ並びに業務用家庭紙の仕入販売（合併後：紙・板紙、パルプ、業務用家庭紙の仕入販売並びに輸出入）▽株主：大王製紙100％▽従業員：186名▽23年3月期売上高：608億3,300万円
【東京紙パルプインターナショナル】▽所在地：EBSと同じ▽事業内容：紙・板紙、パルプ、製紙原材料、石炭燃料等の輸出入並びに仕入販売▽株主：大王製紙100％▽従業員：22名▽23年3月期売上高：652億2,900万円
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future11/6号」より