日本パレット協会（加納尚美会長）は1月30日、東京都内で2024年の活動方針に関する記者会見を行い、その後、新春講演会および賀詞交歓会を開催した。
　記者会見の席上、加納会長は＊2024年問題解決に向けた対応体制の強化　＊パレット標準化のPR強化　＊協会事務所の移転　＊日中韓パレット循環実証輸送の実施の4つを柱に活動を展開すると説明した。
　続く新春講演会では、大西智代/経済産業省商務・サービスグループ消費・流通政策課物流企画室室長代理が講師として登壇。「物流の持続可能性と2024年問題について」をテーマに、現状は消費者や荷主企業の理解が不十分であることや、非効率な商慣習・構造是正並びに取引の適正化など、検討課題と課題解決に向けた政府や業界の取組みについて約1時間にわたり講演した。
　その後の賀詞交歓会は、加納会長の冒頭挨拶に始まり、来賓代表として、鈴木淳/国交省物流・自動車局物流政策課国際物流室長、西川康文/経産省製造産業局素材産業課長補佐が挨拶した。
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future2/19号」より